こんにちはカウンセラーのヒロです。
「人前に出るといつも緊張して困ってしまいます。どうしたらいいですか?」
という相談をよく受けます。
実は僕も小さい頃からあがり症で、大勢の人の前で発言したり、発表するのがとても苦手で
いつも当てられないように心の中で祈ってました。
当てられた時は顔が真っ赤になり、頭が真っ白になって何を発言したのか覚えてないことが
よくあり、終わった後で、「またやってしまった」と落ち込んでいました。
そんな僕ですが、今では克服して緊張することがあっても自分の力を発揮できるようになりました。
その秘訣は?
不安や緊張を緩める方法それは・・・
ズバリ!不安や緊張した自分を受け入れることです。
不安な気持ちや緊張はダメなこと、悪いこと、緊張はカッコ悪いと決めつけて
なくそう、隠そうとしてないですか?
これだと逆に緊張は大きくなってしまいます。
人は緊張してはいけないと思えば思うほど
余計に不安や焦りが大きくなり緊張につながるからです。
そうではなく、
緊張は自然なこと、緊張してもいい、緊張はカッコ悪くないと
思ってみてはいかがでしょうか。
緊張のメカニズム
緊張とは自律神経のバランスがかかわっています。
普段は交感神経と副交感神経が適度なバランスで働いてますが、
不安を感じると交感神経が優位になり筋肉が緊張して震えや顔が赤くなったり
心臓がドキドキしたり、汗をかいたりと体に反応が出ます。
どんな人でも不安を感じていますし、緊張していないと思える人でも
手に汗をかいたりしているものです。
そもそも、不安は生物として必要な感情です。
不安があるから事前に事前に準備したり危険を回避できますし、
適度な緊張感があたほうが集中力が増したり良い結果につながったりします。
不安や緊張は必ずしも悪いものではないのです。
「緊張してはダメだ」と思えばおまうほど緊張は強くなっていき、
「緊張しても大丈夫」と思えば適度な興奮状態でとどまってくれます。
緊張は悪いことではありません。受け止めることが大切です。
そして意識を自分に向けるのではなく相手や外側の物事に向けましょう。